割れ厨が蔓延る現状にCARNELIAN先生ブチギレ
今月23日に『PARA-SOL』を発売したROOTの代表取締役兼原画家であるCARNELIANさんが、自社作品が不法にアップロードされたりしている現状に対してtwitterにて言及しておられました。
割と本気でお怒りになっているご様子で、
「遂に堪忍袋の緒が切れた」
ともとれる発言をなさっておられました。
そりゃあ仕方がないですよね。
発売日前からP2Pに流されては、制作者としては腹立たしいでしょうし、経営者としても大きな損害を被っているのですから。
最近業界ではアクティベーションが流行ですが、ROOTさんも次回作から導入なさるのでしょうか。
プロテクトとして果たしてちゃんとした効果があるのかどうかは怪しい、というより現にアクティベーションが導入されている作品でも発売日前に解析されてP2Pに流されているのですから。
「アクティベーションを導入する」といったところで、実際には中古市場をコントロールしたいだけのようにも思えます。(別にそれを非難しているわけではありませんが)
本格的に違法アップロード対策をされるおつもりなら、もう少し他の方法を模索された方が宜しいような気も致します。
ふと「PARA-SOL」でググってみると、関連検索キーワードの欄に「para-sol torrent」と表示されておりました。
なんだかなァ
と、そう思ってしまいたくもなりますよね。
練り餡先生※1がお怒りになる気持ちも分かりますよ。
しかもこれ、「PARA-SOL」に限った現象ではないですからね。
出たばかりの新作のタイトルで検索すると、ある程度注目されている作品なら割と高い確率で同じ現象が起こっております。
そりゃどみるがブチ切れて法的措置を取ろうとするのも分かるわ、と。
アップロード側は割れ厨に崇め奉られて気を良くしているかもしれませんが、その裏で悲しんでいる方々が大勢いらっしゃるということを理解して下さい。
と、そんなことを言ってもP2Pに流しているアホに通じないことは自明の理ですので、業界全体でもっと取り締まりを強化する方向に持って行くべきなのかもしれません。
それだけの余裕と体力があるメーカーは少ないかもしれませんが、それでも自分たちの権利は自分たちの手で守らねばなりません。
ういんどみる, minori, そして今回のROOT(ORBIT)のように。
もっとも、業界側の人間ですら割れに手を出している※2こんな世の中じゃ、望むべくもなさそうですね……
※1「CARNELIAN先生」の略称
※2「リバ原あき事件」と「HOOK関係者暴露ウイルス感染事件」を参照されたし
【参考リンク】
あしたがみえない さん:『色に出でにけり わが恋は』発売数日前に流出した事に対しういんどみるが本気に
「HOOK関係者が例の割れウイルスに感染しているようです」
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