『Sacred†Vampire』 店舗特典としてオリジナルミニAVGが付属することが判明。これは曲芸商法よりひどい
今月29日に発売予定の『Sacred†Vampire』ですが、本日さり気無く驚愕の情報が公開されました。
なんと、店舗特典として描き下ろしCG(Hあり)とボイス付きのオリジナルミニAVGが付属されるようです。
事の発端は、いつものように各サイトを巡回していた中、『Sacred†Vampire』のOHPに立ち寄った際に
このような記述を発見致しまして、
「あれ、ショップ特典のゲームディスクって何だ?確かテレカとドラマCDだけだった筈だぞ。それに予約キャンペーンのゲームディスクというのも初耳だ。」
と思ったことにまで遡ります。
この記述を発見した時点で嫌な予感はしていたのですけれども、リンクを開いてみると見事にそれは的中しておりました。
ふ ざ け る な
ドラマCDじゃなかったのかよ。なんでゲームディスクになってるんだよ。
そう思ってソフマップのHPで特典情報を調べてみると、
あれ?やっぱりドラマCDだよな……?
念のためにメディオ!のHPにも行って調べてみると、
やはりこちらでもドラマCDのままでした。
なーんだ、OHPが間違えてたのか。うっかりさんめ☆
なんて思ったのも束の間、最後の確認としてメッセサンオーのHPを訪れてみると、
やはりか……
先に断っておきますと、店舗特典としてAVG形式のゲームディスクが付属された前例はいくつかあります。
例えば『SHUFFLE! Essence+』、例えば『夏色ストレート!』
しかし、これらは共にソフマップのみがゲームディスクを特典として付けていたので、追加シナリオをプレイしたい人はソフマップで買えばいいだけでした。
しかし、今回の件は違います。
ソフマップのみならず、メッセサンオーとメディオ!を合わせた計3店舗で、それぞれ別々の内容のゲームディスクが特典となっているのです。
特典商法そのものを否定する気は無いのですけれど、これは幾ら何でも悪質過ぎやしないでしょうか。
というのも、ベッドシーツやドラマCD, テレカといったアイテムは「コレクターズアイテム」として捉えることが出来ますので、あくまで「特典」と言われればそれまでなのですけれど、描き下ろしCG(Hあり)とボイス付きのオリジナルミニAVGともなれば、それはもう「特典」としての範疇を超えていると言わざるを得ませんよ。
描き下ろしCGやシナリオ, ボイスまで用意しておきながら、本編に組み込むわけではなく、FDとして出すわけでもなく、店舗特典。
同じものを複数買わせようという魂胆が見え見えなことに関しては、この際百歩譲って構わないとしても、そのやり方が気に食いません。
しかも発売二週間前という、もう既に他の通販サイト等で商品代金を入金している方々がおられることが十分に予想出来得るこの時期での発表ですから、尚更悪意めいたものを感じてしまいます。
正直、特典商法もここまで来るとは思っておりませんでした。
アコギな商法といえば曲芸商法が度々取り沙汰されておりますが、個人的にはこちらの方がよほど酷いですよ。
少なくとも、今回の件を受けて私の中ではSilver Bulletに対する不信感が募っております。
つい先ほどまで予約購入を検討しておりましたが、恐らく私がこの作品を購入することはないでしょう。
絶対に、このような商法をのさばらせてはなりません。
……と、随分私の主観が混じった意見となってしまいましたが、私は今回の件を深刻な問題として受け止めております。
まだSilver Bulletが業界大手でなかった分、影響力は小さいでしょうけれども、もしこれと同じことをLeafやアリスソフトがしていたら……と考えると恐ろしいです。(他メーカーも追随するでしょうから)
ほんと、どうしてこうなった。応援バナー貼ってたけど削除しようかな……
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Comment
2010.10.17 Sun 00:15 |
ホワイトでけでなく、ブサイクもこれはやっていたような。。。
まぁ、上手い商売のやり方といえばそうですが、それだけ必死なのかあ程度にしか。
それに全てのキャラがつぼるわけではないでしょうし、あくまで好きなキャラのを買えば良いのかなあ、と。
あと2週間前というのですが。
もしかしたら当初はドラマCDにしようとしたけど、暇になったから、せっかくだ。絵もつけてあげよう!とか公式が思って、ドラマCDから格上げされたのかもなあ、という美談を妄想します。
あと、もしこの手の商売を否定する場合。
似たような商法も否定することになるかなあ、と。程度の問題があるとはいえ、結局同じようなことなのですから。同じことをしているのに(客寄せパンダ)線引きするのは、なぜかなあと。
ではでは。
- #-
- ヤタ
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2010.10.17 Sun 07:36 |
コメントありがとうございます。
今回の記事につきましては、文末にも書かせて頂いている通り、あくまで私の主観によるものです。
それを予めご了承頂いているものとしてお話をさせて頂きますと、まず「メーカーは何を売り物にしているのか」というところから始まります。
それに対する解は当然ながら「ゲーム」です。
一般的な特典商法において利用されるのは、主にテレカやベッドシーツ、抱き枕カバーといった「グッズ」です。
これならば例えどれだけ豪勢であろうとも「コレクターズアイテム」として捉えられるため、(個人的に)まだ許容することが出来ます。
しかし、今回はどうか。
今回特典とされているのは「ゲーム」そのものです。
これは「特典」としての域を超えているようにしか思えませんので、他とは線引きをさせて頂きました。
どのような事情であれ、同じ労力を割くのであれば、製品に入れて頂きたかったです。
仮にマスターアップ後で間に合わなかったというのであれば、『ゴスデリ』のように後日パッチとして配布、という形が望ましかったです。
2010.10.17 Sun 12:30 |
返答ありがとうございます。
なるほど、剣七星さんの回答を読んでいると、分かったのは今回の特典をどう受け止めているかの差異があったのかなあ、ということです。
たしかに、パっと考えてもみれば剣七星さんのように、今回の特典は短いものとはいえ、ゲームに分類されるでしょう。
特典と捉えるか、ゲームと捉えるか
ここらへんが分岐点ですね。ちなみに自分の主観だと、特典=ゲームを買った上で、おまけというもの。おまけというのはあくまで、ゲームを買ったらついてくるもの。程度の認識です。つまり特典という名の下なら何でも良いかなあとか考えていたので、今回の剣七星さんの記事は、ためになりました。
それでは、失礼致しました。
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- ヤタ
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