いつだって徐行運転

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三日目。人にもよるでしょうけれど、私にとってはこの日こそがコミケの本番です。
開幕～入場の流れについては二日目のレポで触れたので割愛。



～東館編～

とりあえず、初動は涼屋で安定。
並んでいる最中に、共通の知人を持つ方と出会い、しばし談笑。
相変わらずすごい列ですねー、などと話していると、気が付けば会計前でした。
列に誰か知り合いがいたりすると、炎天下の中並ぶのもそれほど苦痛ではありませんね。

結局、並び始めてから30分ほどでフルセットを査収完了。
先着特典のｸﾝｶｸﾝｶ手ぬぐいが手に入るかどうか些か不安だったのですが、余裕でゲット出来ました。
聞くところによると、始発組でも先着特典は入手可能だったようですので、次回以降もそう慌てる必要は無さそうです。



次に並んだのはLiZ
今年5月に発売されたものの、トレス疑惑でエロゲ界の話題を一時期掻っ攫った『Floating Material』の原画を担当された、里海ひなこさんのサークル。

ここは頼まれ分があったので並びに来たのですけれど、流石にあれだけ騒がれた影響もあるのか、壁ではあるものの列という列は出来ておりませんでした。
直前で自分の分も確保しておこうかと思い悩みましたが、そうなると某サークルの頒布物も回収しなくてはなりませんので、ここは華麗にスルー。
５分と待たずに回収完了。



３番目に並んだのはEXCLAMATION
ご存知、橋本タカシさんが主宰されているサークルです。

予想以上に人が並んでおり、並び始めた時点で10:40頃で、回収完了したのが11:20前。
頼まれ分含めて計3つ回収する予定だったのですが、並び始めた当初は5限だったものの、11:10頃に2限に切り替わったため、1つ取り零してしまいました。
それだけが心残り。
尚、頒布物は新刊＋ポストカードのセット（\500）と、HEART-WORKでも頒布されていた「Berry's 3CD」（\3000）の2種でした。




これにて東館の分は回収し終えたので、ここで西館に移動することに。
移動時間を有効に使うべく、常に仲間と連絡を取り合いながらの移動です。
この時点で頼み分はほぼ全て無事回収出来ていることが分かり、ほっと胸を撫で下ろします。
しかし、EXCLAMATIONで足止めを食らったこともあってこの時既に11:30近かったため、西館での目的物の回収は困難だろうと踏んでおりました。

そんなわけで、西館編。



～西館編～

これまで西館は企業目的以外で来たことがあまりないため、カタログ付属の地図を片手に目的のスペースを探しておりました。
まずはじめにFancy Fantasiaに行くことが決定していたため、地図で位置を確認することに。

……あれ？

何故かマーカーでチェックしている場所が西１でした。
「絶対ジャンル違いだと思うんだけどなー。おかしいなー。」と一抹の疑問を抱きながらも、とりあえずチェックしていた場所に行ってみることに。

すると案の定、チェックしていた場所には聞いたことも無いような腐女子向けサークルが。
どうやらチェックする場所を間違えていたようで、取り急ぎカタログを開いて確認すると、西２のほぼ同じ場所にあることが発覚し、急いで向かうことに。
これだけで10分弱のタイムロスをしてしまいました。


苦節の末、ようやく植田リョウさんのサークルであるFancy Fantasiaを発見。
こちらはEXCLAMATIONとは逆で、予想外に人がおりませんでした。
というより、待機列が形成されておらず、1秒と待たずに会計することが可能な状況でした。
\500の新刊一冊だけですが、『秋空に舞うコンフェティ』も発売されることですし、少しくらいは並ぶ覚悟だったのですけれど、これには拍子抜け致しました。
というわけで、さっさと回収して次に向かうことに。



次に回ったのは、『トトリのアトリエ』で現在人気沸騰中の岸田メルさんのサークルである迷子通信

ここも言わずと知れた人気サークルなので、既に完売しているであろうことを覚悟した上で行ってみたのですが、まだ残っている様子だったので列に並ぶことに。
それほど大した列ではなかったのですが、途中で「残り少ないので、今から並んでも買えない可能性があります。」というアナウンスが入って少しばかり焦りを感じたものの、無事査収に成功致しました。



最後に回ったのは猫屋敷
『Memories Off』や『CHAOS;HEAD』などで著名なささきむつみさんのサークルです。

この時点で正午前だったので、時間的に無理だろうと思いつつも行ってみると、これまた意外に頒布物全てが残っておりました。
ここも頼まれ分だけだったのですが、半ば諦めていただけに驚きました。
自分の分も買おうかと思いましたが、これ以上荷物が増えるのは避けたかった（頒布物に紙袋入りのセットがあったため）ので、今回はスルーすることに。




12時前、自分の担当分は全回収完了。
同じく西館にいた連れと合流した後、協力して下さった方々との受け渡しへと向かうことに。

皆さんいらっしゃる場所がバラバラだったために手間取りましたが、どうにか1時間強で全ての受け渡しを完了。
いくつか取り零したものがありましたが、それでも片手で裕に足りるほどですし、結果的には目的物の98%ほどの回収に成功致しました。
管理人、大勝利の巻であります。



協力して下さった皆さんとお別れした後は、そのまま連れと一緒に秋葉へと赴きました。
かといって特に何を買ったりするというわけでもなく、K-BOOKSやとらのあなで当日購入した数々の戦利品が高騰しているのを見てﾆﾖﾆﾖしたり、アールジュネスで版画を鑑賞してﾆﾖﾆﾖしたりと、ウィンドウショッピング或いは観光的な楽しみ方をしておりました。


そんな感じでぶらぶら歩いていると、とらA前でCIRCUS作品のイラストが使用されたウーロン茶の缶が無料配布されているのを発見し、即座に回収。





『Princess Party』の缶もあったのですけれど、私は迷わず音姫を回収。
勿体無いのでまだ飲んでいないのですが、腐っているだろうか……



疲れてきたのと、腹が減ってきたのとで、じゃんがらラーメンで夕飯をとることに。







店内はかなり狭いので、紙袋やら何やらが非常に邪魔になりましたが、何とか席に着けました。
連れはノーマルなじゃんがらラーメンを、私は角肉入りのじゃんがらラーメンを食べたのですが、やはり非常に美味しかったですね。
細麺ながら、しっかりと豚骨・鶏がらベースのスープに絡みつき、チャーシューや角肉のしっかりとした味付けが舌に残る濃厚なラーメンでした。
秋葉のグルメといえばサンボかじゃんがらとよく言われますが、その評判に恥じない味でした。
いやー、旨かった。


じゃんがらでのご飯に満足した後は、適当にぶらぶらとしながら帰路へ就くことに。
それから先は新宿をさまよった後、高速バスに揺られただけですので、特筆すべき事も無く。
「連携って大事だなぁ。」と強く感じさせられた、そんなコミケ三日目でした。

以上、コミケ三日目のレポでした。
次は戦利品報告で締める予定！

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